モーラステープ顛末記その2。
モーラステープを貼ったことすら記憶の彼方にあった頃、
足首(貼った部分)にポツリポツリ現れ始めた発疹。
楽しい夏の旅行中だったので、「なにこれ激カユ!」と思いながらも
4日ほど放置してしまいました。
楽しい予定も全て終わり、発疹も明らかに広がり、
これはいよいよマズイ!!となり皮膚科を受診したわけですが。。。
・・・遅すぎました。
モーラステープを貼ったところに発疹が出たかもしれないあなた。
迷わず今すぐに皮膚科へGo!です。
早ければ早いほど良いです。放置しても悪化の一途。
私は発疹に気づきながら旅行を優先し受診が遅れたので、
必要以上に重症化させてしまいました。
先生の言葉を借りると
「ひどい。ド重症。強めの薬で行くしかない。
それでどうにかギリギリ抑えられるといいけど」な状態でした。
貼った場所=患部は足首ですが、足全体がゾウのように腫れあがり、
患部は水ぶくれが化膿し、見るも無残な状態になっていました。
最強レベルのステロイド軟膏と、副作用がギリギリ出るかでないかの
ステロイド内服薬で、とにかく抑え込み作戦です。
鳥肌が立ち震えがくるほどの痒みに襲われながら、
ひたすら保冷剤を当てて冷やして耐えました。
痒みは正常な思考を妨げるのだと初めて知りました。
光線過敏症の発疹を認めてから10日後、
ステロイド治療開始から1週間した頃、
体幹を中心に全身に発疹が広がりました。
「自家感作性皮膚炎」の併発です。
皮膚科の先生からは初診時に予言(笑)されていました。
皮膚炎の病巣が急激に悪化することによるものだそうです。
「あれ、ここちょっと痒い?」と思ってほんの少し掻くと、
そこに発疹が次々と現れていきます。
身体全体に発疹の芽があるみたいな感じ。
しかもその尋常ならざる痒みといったらもう。
眠れない、集中できない、それは辛い状況です。
綿100%の肌着、着衣を選んでも着ていることが辛い。
家と職場に保冷剤をストックし、体中冷やしながら
痒みを逃す日々が続きました。
私の場合はすでに強めに服薬治療を行っていたので、
原病巣の状態が良くなるにつれて自家感作性皮膚炎も
抑えられていきました。←ここがポイントみたいです。
原病巣がしっかり治らないと、自家感作性皮膚炎の広がりは
治まらないので、いかに迅速に原病巣を抑え込むかが
重要です。
私の場合、皮膚科の先生の的確なお見立てと処方で
強めのステロイド薬をガッツリ使ったことで、
治りが早かったように感じます。
これを書いている現在はステロイド内服薬の減薬期です。
わりと強めに飲んでいたので、ゆっくり減薬する必要が
あるのだとか。服薬からちょうど2週間ですが、原病巣の
痒みはほぼなくなりました。全身に広がった発疹も急速に
落ち着いてきています。
(まだ最強レベルのステロイド軟こうは指示通り使っています。)
他にも、夢中でネットで調べまくって取り入れた改善点を
次の記事で【まとめ】として残しておこうと思います。